基礎知識:印材

チタン

チタンは非常に強く,軽く,耐食性,耐熱性,耐久性に優れた金属です。このため,飛行機やロケットといった航空分野,時計,アクセサリー,自動車,自転車から中華なべやフライパン,人工骨などの医療分野まで,非常に多岐にわたって使用されています。粒子が非常に微細であるため ...(続きを読む)

彩樺(さいか)

寒冷地で産出するバーチ材にフェノールレシンという樹脂を加え,高圧加熱処理することで生み出された新素材です。天然木より耐久性に優れており,長年使用してもひずみや曲がり,ひび割れなどが発生しにくいのが特徴です。資源の枯渇を避けるため開発された印材で,官公庁・環境関 ...(続きを読む)

琥珀(こはく)

樹木の樹脂が何千万年の時を経て化石となったものです。古来から「人魚の涙」「太陽の石」と呼ばれて珍重されてきました。美しい輝きと神秘的な色合いを持っています。琥珀の中に花や葉,昆虫などが入り込んだものは,大変稀少価値が高いとされています。琥珀は柔らかく傷が付きや ...(続きを読む)

象牙

象牙は印材として最も優れているとされています。耐久性があり,適度な吸湿性があって印肉の付きが非常によく,適度な粘りとほどよい硬さが精密な彫刻に適しているためです。質感も良く,気品もあり,印鑑の材料としては最高級品であることには間違いありません。長く使用すると, ...(続きを読む)

オランダ水牛 (牛角)

陸牛の角を加工したもの。かつてオランダの植民地だったタイなどから産出したので「オランダ水牛」と呼ばれていますが,オランダ産ではありません。このため,現在はたんに「牛角」と呼ばれることもあります。(現在はオーストラリア産などが多いようです)白無垢材は稀少で高級で ...(続きを読む)

黒水牛

水牛の角を漆黒に染めたものです。(ほとんど染めていない「染無(あるいは天然)」という高級品もあります)比較的安い割には耐久性・硬度・粘りがあり,朱肉もつきやすいため,印材には適しているといえます。印材の濡れたような漆黒と朱肉の赤のコントラストが非常に美しいこと ...(続きを読む)

柘(つげ)

木材系の印材では代表的なものです。木材の中では繊維が緻密で非常に硬く,耐久性に富み,繊細な彫刻が可能な印材です。ただし,象牙や黒水牛などに比べると,磨耗・損傷しやすく,汚れやすいのは事実です。木材系の印材は朱肉を吸って脆くなってしまうため,柘も良いものでも10 ...(続きを読む)