2009年08月のランキング(再生木材の印鑑比較)
2009年8月1日から31日までのランキングをお送りします。なお,ランキングは実際の売れ行きやページクリックをもとにしています。
今月の各社の印鑑比較は,再生木材による印鑑。具体的には彩樺(サイカ)や玄武,アグニなどで,バーチ材(真樺)とフェノール樹脂を高圧加熱処理することによって生み出された印材です。通常の木材よりも割れや曲がりが少なく,費用対効果の高い印材といえます。グリーン購入法に適合していることも多く,エコな商品といえます。
1位 いいはんこやどっとこむ
「いいはんこやどっとこむ」が続けて1位。
いいはんこやどっとこむでは,彩樺とアグニを取り扱う。彩樺は暖色系の茶色,アグニは赤色。いずれも,木目が美しい。「アグニ」という名前は,実はインドの神話に出てくる火の神の名で,健康や子孫繁栄,財産の増大をもたらすということなので,縁起もいい。
値段はいずれも同じで,実印16.5mm,銀行印13.5mm,認め印12.0mmの3本セット,ケース付きで8,700円。
2位 ハンコヤドットコム
こちらも前月から引き続いて2位。
エコセットのコーナーには,彩樺と玄武,アグニ,薩摩本柘,かえでが並ぶ。いずれもグリーン購入法適合商品と明記されている。また,ウェブサイトには彩樺の印材ができるまで(大きな角材から印面を彫る直前まで)の流れが記載されていて面白い。一本一本,意外なほどに手間がかかっていることがわかる。
玄武は基本的には彩樺と同じようで,ただし色は黒なので大きく異なる。
気になる値段だが,彩樺,玄武,アグニ,かえでとも同じで,実印16.5mm,銀行印13.5mm,認め印12.0mmのセットで12,000円(ケース付)。実印は玄武,銀行印はかえで・・・と上記の4つの印材を組み合わせることも可能なのがユニーク。
3位 東洋堂
東洋堂が3位。ここまでは先月と順位変動なし。
東洋堂でも,玄武という記述はないが,彩樺の黒が売られている。また,彩樺の茶色,アグニも販売されており,いずれもグリーン購入法適合と明記されている。いいはんこやどっとこむ,ハンコヤドットコムとは異なり,たとえば実印16.5mmは,彩樺(黒)が1,900円,彩樺(茶)が2,000円,アグニが2,200円と,均一ではない料金設定がなされている。
銀行印サイズの13.5mmは1,300~1,500円,認め印サイズの12.0mmはいずれも1,100円となっている。
4位 開運社本店
豊富な品揃えよりもむしろ腕で勝負の開運社が3位。
予想通りというべきか,彩樺,玄武,アグニなどの印材は取り扱っていない。ただし,グリーン購入法適合という観点でみれば,オノオレカンバが該当。15.0mm,15.0mm,10.5mmのサイズで13,650円。オノオレカンバは,非常に堅い材質で,斧が折れてしまうほど堅いということで名付けられた。
5位 印章.jp
5位は印章.jp。
こちらは,玄武,アグニの取り扱いはないものの,彩樺については取り扱い。16.5mm,13.5mm,12.0mmのセットで9,450円。グリーン購入法にも適合。
鳩山首相が1990年比でCO2を25%も削減すると宣言したことを受け,今後は各家庭でもエコを意識した生活が望まれることは間違いありません。グリーン購入法適合の印鑑を買うことは,多少なりとも宇宙船地球号が無事に航海を続けていくことに役立つものだと思われます。
今回は,木材を再生して作られた印材に注目してみました。値段も比較的安く,印材としての性質が良いこともあり,多くのサイトで取り扱いを行っているという結果になりました。
次回は,印鑑としての人気も高い,各社の「チタン印鑑」の予定。乞うご期待!